みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。
今日は都営新宿線の菊川駅で下車。
訪問先はみたかや酒場。以前から何度かチャレンジしているんだけど、タイミングが悪く、なかなか訪問出来ずにいた。
店内の覗くと、満席のような感じだ。今日も駄目かな?と思いつつ、引き戸を開けて中に入ると、、、
カウンターの左端に座っていた女将さんが、
『いらっしゃいませ。奥にどうぞ』
奥に席が空いていたようで、何とか入ることが出来た。
外から見るより、店内は思いのほか広い。変形コノ字形のカウンター席がメインだが、奥に一卓だけテーブル席もある。1席空いていたカウンター席に座り、ドリンクを注文する。
【生レモンハイ:400円】
本日一杯目のドリンクは生レモンハイ。氷の入ったグラスに並々と焼酎が注がれており、炭酸と一緒に出てくる。炭酸を加減して入れれば、ナカだけ頼んでおかわりすることも出来るが、すぐに酔っ払うので炭酸1本使い切るように飲むことにしよう。
ちなみに炭酸はアズマ炭酸。下町でメジャーな炭酸である。
氷は大きなブロックの氷をアイスピックで砕きながら作っている。最近はあまり見られないけど、こだわりを感じさせるのが嬉しい。
そしておもむろに黒板メニューを眺める。とりあえず、煮込みとマグロ刺しを注文することにしよう。
【牛煮込み:450円】
最初にやってきたのは牛煮込み。大鍋で温めてあるので出てくるのも早い。褐色をして脂が浮いており、いかにも濃厚そうだ。具はシロとコンニャクのみで、それにネギがトッピングされている。
早速食べてみると、やはり濃厚、というかかなり濃厚だ。シロは脂を残したままのものを使用しているので、更に濃厚感が増している。煮込みは濃厚なのが好きだけど、久しぶりに濃厚な煮込みに出会った。日本一小さいトイレで有名なあの居酒屋以来かもしれない。
【マグロ刺し:600円】
続いてはマグロ刺し。どの位のボリュームが出てくるのかなと思ったら、これは納得のボリューム。やや筋のある部分が多いけど、鮮度もよく美味しい。メニューを見たときにちょっと高いかな?と思ったけど、これは価格相応のボリュームだ。この鮮度だと他の刺身もクオリティが高そうだ。
カウンター内の厨房スペースではご主人と息子さん?がテキパキと働いている。一方、女将さんは相変わらず一番端のカウンターに座り、時折厨房の二人に指示を出している。他のお客さんにスペースを空けてもらうお願いをする時は、さすがに立ってお願いしているが、この日は基本的には座っている。
どっしり構えた女将さん対して、ご主人のクイックな動きが対象的過ぎる。でも、変な意味ではなく微笑ましく感じる(笑)
【焼酎ハイボール:300円】
続いてのドリンクは焼酎ハイボール。下町でハイボールというと焼酎ハイボールを指すことが多いが、その中でも、天羽の梅のシロップを使った琥珀色をしたタイプと、単純に焼酎を炭酸で割るだけのものがあるが、こちらは後者のタイプ。なので非常にシンプルな味わい。
【葉わさび:300円】
濃厚なものをばかり食べていたので、サッパリしたものが食べたくなった。黒板に目をやると、葉わさびがあったので、こちらを注文。やはり良い酒の肴になる。
【青汁ハイ:400円】
最後のドリンクとして追加したのは青汁ハイ。有りそうで無そうなドリンクだけど、やはりあった。さっそく飲んでみると意外といける。不味いもう一杯!とはならない普通に飲める酎ハイだ(笑)
常に満席の店内は多くのお客さんで賑わっている。当たり前だけど、ほぼ地元の人のようだ。しかしこの雰囲気は何だかとても落ち着く。初めて来たお店とは思えない、何だかリラックス出来る空間だ。
帰り際女将さんが出てきて、
『今日はありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい』
と見送って頂いた。やはり人情酒場である。
どうもご馳走様でした。またお邪魔したいと思います!
コメント
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森下の界隈は老舗も含めて名店が点在してますね。以前はあまり気にしなかったんですけど、ようやく最近になって、自分の好きな居酒屋はどんなお店なのか分かってきたような気がします。