みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

今日は都営新宿線の菊川駅で下車。

訪問先はみたかや酒場。以前から何度かチャレンジしているんだけど、タイミングが悪く、なかなか訪問出来ずにいた。

IMG_8437
店内の覗くと、満席のような感じだ。今日も駄目かな?と思いつつ、引き戸を開けて中に入ると、、、

カウンターの左端に座っていた女将さんが、

『いらっしゃいませ。奥にどうぞ』

奥に席が空いていたようで、何とか入ることが出来た。

外から見るより、店内は思いのほか広い。変形コノ字形のカウンター席がメインだが、奥に一卓だけテーブル席もある。1席空いていたカウンター席に座り、ドリンクを注文する。
 
IMG_8440
【生レモンハイ:400円】
本日一杯目のドリンクは生レモンハイ。氷の入ったグラスに並々と焼酎が注がれており、炭酸と一緒に出てくる。炭酸を加減して入れれば、ナカだけ頼んでおかわりすることも出来るが、すぐに酔っ払うので炭酸1本使い切るように飲むことにしよう。
 
ちなみに炭酸はアズマ炭酸。下町でメジャーな炭酸である。

氷は大きなブロックの氷をアイスピックで砕きながら作っている。最近はあまり見られないけど、こだわりを感じさせるのが嬉しい。

そしておもむろに黒板メニューを眺める。とりあえず、煮込みとマグロ刺しを注文することにしよう。
 
IMG_8443
【牛煮込み:450円】
最初にやってきたのは牛煮込み。大鍋で温めてあるので出てくるのも早い。褐色をして脂が浮いており、いかにも濃厚そうだ。具はシロとコンニャクのみで、それにネギがトッピングされている。
 
早速食べてみると、やはり濃厚、というかかなり濃厚だ。シロは脂を残したままのものを使用しているので、更に濃厚感が増している。煮込みは濃厚なのが好きだけど、久しぶりに濃厚な煮込みに出会った。日本一小さいトイレで有名なあの居酒屋以来かもしれない。

IMG_8446
【マグロ刺し:600円】
続いてはマグロ刺し。どの位のボリュームが出てくるのかなと思ったら、これは納得のボリューム。やや筋のある部分が多いけど、鮮度もよく美味しい。メニューを見たときにちょっと高いかな?と思ったけど、これは価格相応のボリュームだ。この鮮度だと他の刺身もクオリティが高そうだ。

カウンター内の厨房スペースではご主人と息子さん?がテキパキと働いている。一方、女将さんは相変わらず一番端のカウンターに座り、時折厨房の二人に指示を出している。他のお客さんにスペースを空けてもらうお願いをする時は、さすがに立ってお願いしているが、この日は基本的には座っている。

どっしり構えた女将さん対して、ご主人のクイックな動きが対象的過ぎる。でも、変な意味ではなく微笑ましく感じる(笑)

IMG_8452
【焼酎ハイボール:300円】
続いてのドリンクは焼酎ハイボール。下町でハイボールというと焼酎ハイボールを指すことが多いが、その中でも、天羽の梅のシロップを使った琥珀色をしたタイプと、単純に焼酎を炭酸で割るだけのものがあるが、こちらは後者のタイプ。なので非常にシンプルな味わい。

IMG_8455
【葉わさび:300円】
濃厚なものをばかり食べていたので、サッパリしたものが食べたくなった。黒板に目をやると、葉わさびがあったので、こちらを注文。やはり良い酒の肴になる。

IMG_8460
【青汁ハイ:400円】
最後のドリンクとして追加したのは青汁ハイ。有りそうで無そうなドリンクだけど、やはりあった。さっそく飲んでみると意外といける。不味いもう一杯!とはならない普通に飲める酎ハイだ(笑)

常に満席の店内は多くのお客さんで賑わっている。当たり前だけど、ほぼ地元の人のようだ。しかしこの雰囲気は何だかとても落ち着く。初めて来たお店とは思えない、何だかリラックス出来る空間だ。

帰り際女将さんが出てきて、

『今日はありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい』

と見送って頂いた。やはり人情酒場である。

どうもご馳走様でした。またお邪魔したいと思います!
 

みたかや酒場居酒屋 / 菊川駅森下駅清澄白河駅
夜総合点★★★★ 4.0