皆さん、こんにちは。酔う(よう)です。

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今回は神田。前回訪問した栄屋ミルクホールに再訪問することに。相変わらず昭和の雰囲気を残す佇まい。しかし、何度見ても本当に渋い。

と見とれてばかりいてもしょうがないので、おもむろに店内へ入る。

『いらっしゃいませ』

時間はお昼前ということもあり、先客は1人。前回はカレーライスを注文したので、今回はラーメンを注文することにしよう。というか、前回の訪問後からずっと決めていたのだ。

『ラーメン1つお願いします』

すると店員のお母さんが、

『おそば1つね』

と厨房へ伝える。ラーメンではなく、おそば。それだけで何となく歴史を感じる。

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【ラーメン:620円】
しばらくすると、お待ちかねのラーメンがやってきた。見るからに昔ながらの醤油ラーメン。具も至ってシンプルだ。さっそくスープを飲んでみると、しっかりと鳥ガラで出汁をとっているようで、やはり懐かしい味わいのラーメンだ。最近、こってり味のラーメンのお店が圧倒的に多いので、こういう昔ながらのラーメンを出すお店は珍しいかもしれない。

そいういえば、つい先日、本屋をブラブラしていたら、レトロなお店か看板を紹介する本だったと思うけど、このお店がその本の表紙を飾ってた。再び訪れて改めて思ったけど、やはり、このお店は本物の昭和だ。そして時間もゆっくりと流れているような気がする。この雰囲気の中でお酒なんか呑んだら最高だろうなどと余計なことを考えてしまうが、ここはあくまで食事をするだけのお店。たまにはこういう店で食事するのも良いものだ。

どうもご馳走様でした。またお邪魔したいと思います。