みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。
さて、今回は東十条の埼玉屋。と言っても、訪問したのはだいぶ前のこと。ご存じの通り、埼玉屋は写真撮影禁止。訪問した頃に下書きはしていたんだけど、写真が無いのでそのままになっていた。年末だし、せっかく書いたので、アップしておくことにしよう。
その為、特に価格については最新情報と異なる場合もあるのであくまでご参考にしてください。
さて、そんなこんなで今回は二人。知り合いのKさんと以前から埼玉屋に行く約束をしていたのだ。
東十条駅で待ち合わせしてお店に向かう。店内に入ると、比較的に早い時間だったこともあって、すんなり入店。左手にテーブル席、右手にコノ字カウンター。
すると焼台に立っていたのは押しの強い大将ではなく、若旦那だった。
『お客さん初めて?2人?こちらにどうぞ』
初めてではないけど、右手のコノ字カウンターの焼き台の近くの席を指定される。ある意味ここが一番特等席なのである。
『うちは9本のコースになるけど、大丈夫?』
というお約束のやり取りからスタート。ドリンクはレモンサワー(460円?)を注文。以前より値段が上がっていたような気がするけど、どうだったかな?ちなみに生ビールは590円。
最初にやってきたのは、これまたお馴染みのクレソンのサラダ。
ちなみにコースとは9本のコース+クレソンサラダのセットのこと。そいういえば、メニューには生野菜420円となっている。別で頼んだことは無いけど、このクレソンのサラダと同じものなのかな?そうだとしたら、結構高いなぁ。
この日の焼き手は、大将ではなく、若旦那。実は今回は、名物の大将の押しのトークを楽しもうと思ってやってきたのだ。途中で交代するのかな?と期待しつつ、お約束のコースがはじまる。串は一本160円(税別)。以前の訪問時は150円だったので、やや値上がりしたようだ。
最初の1本目は牛のリブロース。この店ではアブラと言われている部位。
『まずはこれ、アブラね。これは他では食べられないよ』
若旦那が説明するけど、やや声が小さく、早口なので押しが弱い(汗)
と説明しつつ、串を焼いているけど、ややてんぱっているようだ。お焼香のように塩の撒いており、たまにこちらにもその塩が飛んでくる(笑)焼き方も慣れているのか慣れていないのか、結構ムラのあるようだ。一部は焼いていると言うより燃えていたりしている。リブロースの焼き加減も隣のお客さんとだいぶ違うようだ。
その後も都度都度、大将と同じように焼き物の説明をするのだが、声が小さく、やや早口なので何を言っているか良く分からない事がおおい。やはり大将に比べるとかなり押しが弱い。。。
『お兄さん、ポルコ食べる?』
ポルコ(350円)とは豚のミミガーをオリーブオイルで和えたもの。特にびっくりする味ではないものの、なぜかやたらとこれを勧める。このオイルを串をつけて食べるのも美味しいというが、まぁそれ程でもない。
すると、フロアの接客に終始していた大将が厨房の中入って行った。いよいよ大将が登場か!?暖簾の向こうからカウンターの花道?を肉の塊を持って歩いてきた。この肉はどうだ!と言わんばかりに、花道?いや沿道のお客さんに見せながら焼き台まで練り歩く。
遂に若旦那と交代かと思いきや、焼き台の端の方で、持ってきた肉の塊を炙り始めた。
『よそでは食えないよ~』
肉の表面が色づくと、その肉を持って、あっという間に暖簾の向こうの控室、ではなく、厨房の方へ歩きはじめた。
その様子を唖然として眺めていたら、大将が一言。
『食べたいなら言ってね』
ということだったので、牛タタキを(780円)を注文。味はまぁ美味しいけど、量はかなり少ない。
しばらくすると、今度は大将がフロアの方に出て来た。するとKさんが大将に、
『大将、さすがですねー』
と持ち上げていたら、
『大したもんじゃねぇーよ』
大将は我々二人の肩を軽く叩きながらかなりご満悦様子。Kさん、さすが(笑)
しばらく呑んでいると、隣のお客さん達は串のコースも終わったようだ。通りかかった大将に、追加でアブラ(牛リブロース)を注文しようとしたけど、
『勘弁してくれよ。この串は原価5倍位するんだから赤字だよ』
と言って断っていた。おいおい、そんなに原価しないだろうと、心の中で突っ込みを入れる(爆)
追加で煮込み(780円)を頼もうとしたところ、残念ながら売り切れ。ちなみに煮込みはバケットと一緒に食べるのだが、同じカウンターで煮込みを食べていたお客さんが、
『ここのバケットはとにかく美味いんだよ。他では食べられないよ』
と言いながら、一緒に来ていた女性に説明していた。なんだか大将の押しにそっくり(笑)
そんなに色々なバケット食べてるのかな?と思わず失笑してしまった。
入店当初、焼き台のすぐそばにに座っていた我々も、席替え(隣の席へ移動)の連続で、どんどん店の奥へ移動していくことになった。これは、新規のお客さんが入ってくるたびに焼き台の近くのスペースに座らせる為。その都度、先に座って入っていたお客さんは店の奥の方にどんどん移動させられるのである。
他に空いているんだから、そこに座ってもらえばと思うけど、この店の特徴の1つ、つまり押しのトークと、肉を見せるには焼き台のすぐそばが一番都合が良いわけで、その方がお客さんも盛りあがるからなのだろう。出来れば、あまり移動しないで呑みたいものだけど、ショー的な要素も必要ということなのだろう。
コース、追加注文も無事終了。そろそろお会計にすることにしよう。どうでも良いけど、消費税は外税。串1本あたり税込で170円といったところか。
結局、この日は大将が焼き台に立つことなく、フロアの接客に終始していた。大将の押しを肴に酒を飲もうとかなり期待していた分だけ、かなり拍子抜けしてしまった。
前回訪問時に、大将の押しが強すぎて疲れたと書いたけど、この店は大将の押しも味の1つとして楽しむものだと実感。クリープの無いコーヒーと言ったらよいのか、焼酎の薄いレモンサワーと言ったらよいのか、とにかく物足りなかった。
最後は若旦那、大将ともに握手をして店を出る。この店のお約束のイベントだけど、2人と握手出来たので良かったとしよう(笑)
この日も、もつ焼き屋さんとしては結構な値段になってしまった。
どうもご馳走様でした。次回訪問する機会があれば、大将が焼いている時にしたいと思います。まぁ選べないけど(笑)
さて、今回は東十条の埼玉屋。と言っても、訪問したのはだいぶ前のこと。ご存じの通り、埼玉屋は写真撮影禁止。訪問した頃に下書きはしていたんだけど、写真が無いのでそのままになっていた。年末だし、せっかく書いたので、アップしておくことにしよう。
その為、特に価格については最新情報と異なる場合もあるのであくまでご参考にしてください。
さて、そんなこんなで今回は二人。知り合いのKさんと以前から埼玉屋に行く約束をしていたのだ。
東十条駅で待ち合わせしてお店に向かう。店内に入ると、比較的に早い時間だったこともあって、すんなり入店。左手にテーブル席、右手にコノ字カウンター。
すると焼台に立っていたのは押しの強い大将ではなく、若旦那だった。
『お客さん初めて?2人?こちらにどうぞ』
初めてではないけど、右手のコノ字カウンターの焼き台の近くの席を指定される。ある意味ここが一番特等席なのである。
『うちは9本のコースになるけど、大丈夫?』
というお約束のやり取りからスタート。ドリンクはレモンサワー(460円?)を注文。以前より値段が上がっていたような気がするけど、どうだったかな?ちなみに生ビールは590円。
最初にやってきたのは、これまたお馴染みのクレソンのサラダ。
ちなみにコースとは9本のコース+クレソンサラダのセットのこと。そいういえば、メニューには生野菜420円となっている。別で頼んだことは無いけど、このクレソンのサラダと同じものなのかな?そうだとしたら、結構高いなぁ。
この日の焼き手は、大将ではなく、若旦那。実は今回は、名物の大将の押しのトークを楽しもうと思ってやってきたのだ。途中で交代するのかな?と期待しつつ、お約束のコースがはじまる。串は一本160円(税別)。以前の訪問時は150円だったので、やや値上がりしたようだ。
最初の1本目は牛のリブロース。この店ではアブラと言われている部位。
『まずはこれ、アブラね。これは他では食べられないよ』
若旦那が説明するけど、やや声が小さく、早口なので押しが弱い(汗)
と説明しつつ、串を焼いているけど、ややてんぱっているようだ。お焼香のように塩の撒いており、たまにこちらにもその塩が飛んでくる(笑)焼き方も慣れているのか慣れていないのか、結構ムラのあるようだ。一部は焼いていると言うより燃えていたりしている。リブロースの焼き加減も隣のお客さんとだいぶ違うようだ。
その後も都度都度、大将と同じように焼き物の説明をするのだが、声が小さく、やや早口なので何を言っているか良く分からない事がおおい。やはり大将に比べるとかなり押しが弱い。。。
『お兄さん、ポルコ食べる?』
ポルコ(350円)とは豚のミミガーをオリーブオイルで和えたもの。特にびっくりする味ではないものの、なぜかやたらとこれを勧める。このオイルを串をつけて食べるのも美味しいというが、まぁそれ程でもない。
すると、フロアの接客に終始していた大将が厨房の中入って行った。いよいよ大将が登場か!?暖簾の向こうからカウンターの花道?を肉の塊を持って歩いてきた。この肉はどうだ!と言わんばかりに、花道?いや沿道のお客さんに見せながら焼き台まで練り歩く。
遂に若旦那と交代かと思いきや、焼き台の端の方で、持ってきた肉の塊を炙り始めた。
『よそでは食えないよ~』
肉の表面が色づくと、その肉を持って、あっという間に暖簾の向こうの控室、ではなく、厨房の方へ歩きはじめた。
その様子を唖然として眺めていたら、大将が一言。
『食べたいなら言ってね』
ということだったので、牛タタキを(780円)を注文。味はまぁ美味しいけど、量はかなり少ない。
しばらくすると、今度は大将がフロアの方に出て来た。するとKさんが大将に、
『大将、さすがですねー』
と持ち上げていたら、
『大したもんじゃねぇーよ』
大将は我々二人の肩を軽く叩きながらかなりご満悦様子。Kさん、さすが(笑)
しばらく呑んでいると、隣のお客さん達は串のコースも終わったようだ。通りかかった大将に、追加でアブラ(牛リブロース)を注文しようとしたけど、
『勘弁してくれよ。この串は原価5倍位するんだから赤字だよ』
と言って断っていた。おいおい、そんなに原価しないだろうと、心の中で突っ込みを入れる(爆)
追加で煮込み(780円)を頼もうとしたところ、残念ながら売り切れ。ちなみに煮込みはバケットと一緒に食べるのだが、同じカウンターで煮込みを食べていたお客さんが、
『ここのバケットはとにかく美味いんだよ。他では食べられないよ』
と言いながら、一緒に来ていた女性に説明していた。なんだか大将の押しにそっくり(笑)
そんなに色々なバケット食べてるのかな?と思わず失笑してしまった。
入店当初、焼き台のすぐそばにに座っていた我々も、席替え(隣の席へ移動)の連続で、どんどん店の奥へ移動していくことになった。これは、新規のお客さんが入ってくるたびに焼き台の近くのスペースに座らせる為。その都度、先に座って入っていたお客さんは店の奥の方にどんどん移動させられるのである。
他に空いているんだから、そこに座ってもらえばと思うけど、この店の特徴の1つ、つまり押しのトークと、肉を見せるには焼き台のすぐそばが一番都合が良いわけで、その方がお客さんも盛りあがるからなのだろう。出来れば、あまり移動しないで呑みたいものだけど、ショー的な要素も必要ということなのだろう。
コース、追加注文も無事終了。そろそろお会計にすることにしよう。どうでも良いけど、消費税は外税。串1本あたり税込で170円といったところか。
結局、この日は大将が焼き台に立つことなく、フロアの接客に終始していた。大将の押しを肴に酒を飲もうとかなり期待していた分だけ、かなり拍子抜けしてしまった。
前回訪問時に、大将の押しが強すぎて疲れたと書いたけど、この店は大将の押しも味の1つとして楽しむものだと実感。クリープの無いコーヒーと言ったらよいのか、焼酎の薄いレモンサワーと言ったらよいのか、とにかく物足りなかった。
最後は若旦那、大将ともに握手をして店を出る。この店のお約束のイベントだけど、2人と握手出来たので良かったとしよう(笑)
この日も、もつ焼き屋さんとしては結構な値段になってしまった。
どうもご馳走様でした。次回訪問する機会があれば、大将が焼いている時にしたいと思います。まぁ選べないけど(笑)
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