みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。今回は特別編ということで、北陸・能登半島の旅をお送りします。

実はゴールデンウィークの旅のことですが、、なかなかまとめる時間がなく、今回ようやくアップすることが出来ました。ちょうどお盆休みということでなので、このタイミングでスタート。

  P5020005_R
夜中に車で東京を出発。途中仮眠をとりながらも早朝、富山に無事到着。まずは腹ごしらえということで、ツーリングマップルに載っていた新湊漁協にある女性部食堂へ立ち寄る。

IMG_9443
開店直後ということもあり、先客は1組のみ。朝から営業しているので助かった。北陸と言えばやはり海鮮。ということで刺身定食を注文。

IMG_9449
【刺身定食:1,300円】
暫し待つこと10分程。お待ちかねの刺身定食が登場。思いのほか小鉢が充実している。一方、肝心の刺身はというと鮮度は良いものの、かなり少なめ(汗)刺身定食という名前に期待をしていたものの、まぁお腹が減っていたから全然問題なし。

さて、今回の目的の1つは能登半島一周。一周というか能登半島の先端まで行ったことがなかったので、今度こそは、そこまで行ってみようと思ったのだ。

ということで早速、反時計回りで能登半島を北上開始。

しばらく走っていると、七尾城なる看板が見える。確かに小さいながらも地図にも書いてある。どこかで聞いたことがある城だなぁ。特に急ぐわけでもないし、せっかくなので立ち寄ってみることにしよう。

P5020012_R
車で道を登り、最寄の七尾城の駐車場に到着。かなり立派な山城で戦国時代 畠山氏の居城だったらしい。その後、上杉謙信に攻略されたと看板には書いてある。

P5020014_R
遊歩道は綺麗に整備されているようだ。でも、本当に立派な城址だ。

P5020018_R
程なくして広い展望スペースに到着。天守閣はないけど、作り物ではない良さがある。その昔、この場所に城があったことが何だかとても不思議。

P5020038_R
その七尾城からすぐ近くに展望台があったので、そちらにも立ち寄ってみる。

P5020042_R
いざ登ってみると、眼下には能登半島の風景が。天気も良く眺めが良い。

P5020043_R
しばらく走って、とある道の駅へ立ち寄ってみる。観光客向けのいい値段なのだったので、見学だけにする。

249号線をさらに進んで東側へ。海沿いに能登半島を走る。さらに走ると藤波食堂が。お腹も減ったのでここで昼食にすることにしよう。

IMG_9461
メニューを眺めると、結構いい値段がする。でも、やはり海鮮をということで奮発して藤波定食を注文!

IMG_9470
【藤波定食:1,750円】
のんびり待っていると、お待ちかねの藤波定食が登場。

IMG_9473
メインの地魚の刺身。何の魚か分からないけど、鮮度はよく美味しい。

IMG_9478
そしてさざえ飯。これも、いい味している。刺身と一緒に食べていると何だか贅沢な気分になる。

P5020055_R
昼食後、さらに能登半島を海沿いに走っているととある町に到着。どうやら祭りのタイミングだったようだ。

P5020054_R
至るところに登りが立っている。初めて見る光景だったのでかなり新鮮。

P5020076_R
さらに能登半島を北上すると、聖域の岬なるものが。日本三大パワースポットエリア?他の2つはどこだろう?せっかくなので見学しようかと思ったけど、いかにも観光地な雰囲気と入場料が結構高かったのでパス。

P5020075_R
眼下の建物は何だろう?あれがランプの宿かな?

BlogPaint
聖域の岬を離れ、さらに進むと、珠洲市にある道の駅『さいはての地 狼煙』に到着。『のろし』ってこんな漢字を書くのか。ここから、上に登ると能登半島最先端の灯台があるようなので、車を停めて歩くことにする。

P5020081_R
見えてきたのは能登半島最先端と書かれた柱と灯台。3度目の正直でようやく能登半島の最先端にやってきたのだ。

P5020088_R
この白い灯台が渋い。

P5020085_R
そして海を眺めながら、遂に最先端にやってきたのだという感傷に浸る。。。

そういうことにしておこう(笑)

P5020095_R
日本列島ここが中心なる碑がある。本当なのか??

ということで無事に最先端に到達したので、ここからは西へ進む。しばらく走っていると、、、

P5020097_R
川の上に大量の鯉のぼりが(汗)しかも、その数が半端ない。

P5020108_R
これは凄い!!

P5020114_R
後で調べたら、『大谷川 鯉のぼりフェスティバル』というお祭りだったようだ。今年で31回目とのことで、奥能登の初夏の風物詩のようだ。でも、この日は準備中だったので、まだ祭りの前。それにしても凄い数の鯉のぼり。

偶然とはいえ、やはり訪れてみて良かった。

さらに西へ進むと、塩田のようなものが見えてきた。よし、ここで車を停めよう。道の駅があったので、車を停めると、どうやら見学が出来るらしい。有料だけど、これは見ないわけにはいかない。

P5020143_R
ベテランのお姉さんが何やら砂を撒いている。

BlogPaint
建物の中に入ると、職人さんが塩水を煮詰めている。

BlogPaint
そして別の塩田では、ベテランと思われる親方?が桶の中に入り、塩田に海水を撒いている。
BlogPaint
霧状になるように均等に撒いているようだけど、さすが親方!綺麗に撒いている。

つまり、塩田に砂を撒き、その上に海水を撒いて、天日で乾燥させて、砂に付着した塩が結晶になるのを待ち、その砂を集めて、ろ過し、塩分濃度が高い塩水を作って、さらにそれを煮詰めて塩を作るらしい。先程の職人さんが煮詰めていたのは、海水ではなく濃度の高い塩水だったようだ。しかし、何とも気の遠くなる作業だけど、天気によって、塩の取れ高も大きく左右されるようだ。

塩田で塩を作るところなんて生まれて初めて見たけど、これはなかなか面白い。

そういえばこの辺りは朝の連続ドラマ小説『まれ』の舞台だったんだね。どうりで観光客が多いのか。帰ったら誰かに自慢してみよう。

とか言って、『まれ』を見たことないんだけど(笑)

せっかくなので売店コーナーで塩を購入してみる。

P5020167_R
塩田を離れ、能登半島の海沿いをさらに西へ輪島方面へ走る。そろそろ夕方になってきたようだ。

P5020172_R
次にやってきたのは白米 千枚田。読み方は『しろよね せんまいだ』。大小無数の小さな水田が集まる棚田。本当に千枚もあるのかな?なんて思って調べたら、実際には1,004枚の田んぼがあるらしい(汗)ちなみに、世界農業遺産にも認定されていること。

P5020175_R
以前も訪れたことがあるけど、やはり絶景。多くのお客さんが訪れているのも納得。

P5020195_R
日が沈むのを待っているカメラマン多数。日本海に沈む夕日と棚田のコントラストが素晴らしい。

さて、本日の目的地である輪島を目指すことにしよう。

つづく。