みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

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輪島から能登半島を南下しつつ、越前海岸へ移動。続いてやってきたのは、福井県にある東尋坊(とうじんぼう)。一度位は名前を聞いたことがある人も多いと思うけど、あることの名所として有名なスポットでもある。

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ここの凄いところは切り立った断崖絶壁に手すりとか柵が無いこと。なのでギリギリまで歩いて行くことが出来るけど、結構スリルがある。

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なかには平気でどこまでも歩いている人も。。。

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ちなみに下の方まで降りられる場所もある。

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もっと寂れたところかと思ったら多くの人で賑わっている。確かに風光明媚な観光地である。

と思っていたら、公衆電話がある。最近見なくなったなぁ、なんて思って中を覗いてみると、

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命を大切に!!

この公衆電話は救いの電話2番らしい。。。

台の上に置かれた小さな箱の中には、いつでも電話がかけられるように10円玉が入っている。

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東尋坊の陸側の方にはお土産屋さんが並ぶ。観光地ではあるけど、もう一つの側面もあるので何だか不思議な感じではある。

さて、次の目的地に出発することにしよう。

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東尋坊から車を走らせ、続いてやってきたのは同じ福井県にある一乗谷。あの白い犬のお父さんの出身地と言われている(設定上?)ところらしい。その一乗谷にあるのが、一乗谷朝倉氏遺跡。

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ここは織田信長に滅ぼされた戦国大名 朝倉家の城下町があった場所。焼き討ちにされた後、しばらくそのままになっていたようだけど、発掘作業により一部復元している。日本のポンペイとも言われるのもそんな所以なのかもしれない。

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建物は無いけど、その分、想像を掻きたてる場所。

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こちらは復原町並。文字通り、一部は当時の町並みとして復元されている。

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建物の中に立ち入ることも可能。

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これは侍屋敷跡。

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井戸や厠も再現されている。

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復元町並みのメインストリート。当時の衣装というか着物をレンタルしているので、着飾った人もチラホラ。

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こちらは朝倉義景館跡。区画がわかるように復元されているけど、やはり規模が大きいことがわかる。

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市街地からは離れており、周辺は昔ながらの田園風景が残る場所。昔、ここに城下町があって栄えていたのがとても不思議に感じる。そして復元はあくまで必要最低限にとどめている。一見、何も無いように見えるけど、逆に何があったのか想像力を働かせてみるのも面白い。なかなか他の観光地では得られない何かを感じられる場所。

素晴らしい遺構だと思うんだけど、まだまだ認知されていないのかな。

さて、本日最後の目的地へ出発することにしよう。

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一乗谷出てしばらく走っていると、途中、水田のまわりに花が植えてある場所を見つける。ちょうど何かのイベントだったのかな。でも、出店とかはないようだけど。

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到着したのは、福井県大野市。なぜここに来たかと言うと、天空の城と呼ばれる越前大野城を見たかったからだ。何かの写真で見た時は雲海に覆われた神秘的な感じのお城のだったんだけど、この日は雲海がない。当たり前と言えば当たり前だけど、よくよく調べてみたら、雲海の出現する時期は10月から4月末頃。加えてシビアな気象条件に左右されるので、雲海の出現確立が非常に低いことが良く分かった(笑)

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世の中そんなに甘くないことをあらためて思い知り、気分を変えて町中を散策。

昔ながらのお店があったりと、

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趣のある町並みが続く。旅先の普段見慣れない町を歩くと、遠くまで来たことを実感する。

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こちらのモダンな建物は、平成大野屋と呼ばれるものらしい。

この後、温泉に入ってから、泊まるところも見つからなかったので、車中泊。慣れると意外と快適に寝れることが良く分かったのである。

つづく。