みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

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今回は南千住へ訪問。南千住といえば、近くに涙橋、さらに歩くと山谷ドヤ街に近いエリア。本日の一軒目は、大坪屋。創業はかなり古く、居酒屋好きな人たちの間では有名なお店である。

東京メトロ日比谷線の南口改札を出てすぐにあるこちらの店。 早速入ってみることにしよう。

店内は中央に大きなカウンター席、そしてその回りにいくつかのテーブル席があるが、ほとんどのお客さんはカウンター席に座っている。

『いらっしゃーい。こっちにどうぞ』

ちょうど運よくカウンターが空いていた。フロアを仕切っているのは、おばさん、ではなくお姐さん。やや派手な感じの服装だけどよく似合っている。店内は3人でまわしているようで、フロアはお姐さん、厨房は2人で切り盛りをしているようだ。

もちろんカウンター席に座ることにする。

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【瓶ビール(大):550円】
まずは瓶ビールで乾杯!意外と言ったら何だけど、ラガーではなく一番搾りが出てきた。

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厨房側の壁には短冊メニューが並んでいる。どれも激安価格。酎ハイなんて200円というから驚き。

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しかし、噂通り、このお姐さんの客あしらいが強烈なのである。

お客さん『すいません、焼酎おかわり下さい』

お姐さん『それじゃおかわり出来ないでしょ!グラスから手離して!!ここに置いて!!!』

とか、

お姐さん『お兄さん、その席は座っちゃだめなの!!』

一方で、

お姐さん『ごめんね、熱燗、ちょっと熱かった?』

お客さん『いえ、大丈夫です。ちょうど良いです』

お姐さん『あら良かった。あの店の熱燗が熱過ぎだから、もう来ないって言われたら困っちゃうからね~』

客あしらいが強烈なだけではなく、さり気ない心遣いというかユーモアがあるようだ。

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【マグロ中トロ:550円】
ということで最初の一品目。ぶつ切りとかもあったけど、ちょっと贅沢に中トロを注文。550円はこの店では高い部類だ。でも、味は美味しい。

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【しめサバ:350円】
続いてはしめサバ。さすがに値段が安いだけあって量は少ないものの、しっかりとした〆具合で酒がすすむ。

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【肉豆腐:250円】
いろんなところから注文が飛んでいたので自分も頼んでみた。甘辛くしっかりとした味つけで、これまた酒がすすむ。恐らく定番メニューなような気がするんだけど。

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【ウインナー入り野菜炒め:250円】
そしてウスターソースで味付けされた野菜炒め。ややジャンキーな味もするけど、これくらいが酒の肴にちょうど良いのだ。

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【酎ハイ:200円】
そして名物?の酎ハイを注文。焼酎はキンミヤ、炭酸はアズマ炭酸を使用。コン!コン!とジョッキをテーブルに置き、少量の氷に焼酎を注ぎ、勢いよく栓抜きで炭酸をあけると、カウンターの上にドン!と勢いよく並べる。

『は~い、お待たせー!』

そして、毒を吐きながら、フロアを縦横無尽に動き回るお姐さん。何度も注意されているお客さんもいたりするが、それを眺めながら酒がすすむ。

『はい、お新香ちゃ~ん、お新香ちゃんはどこ?』

時々メニューに『ちゃん』を付けて呼ぶのがどことなく可愛らしい。規律?を守れないお客さんには厳しい客あしらいが炸裂するけど、憎めないキャラクターである。

お会計は2人で2,350円。

『また来てちょうだいね~』

どうもご馳走様でした。もちろん、またお邪魔したいと思います!
 

大坪屋居酒屋 / 南千住駅三ノ輪橋駅三ノ輪駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7