みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。
今回は都営新宿線一之江駅で降りる。以前から何度も訪問しようと思いながらも、なかなか訪問出来ずにいたお店を目指して歩く。
一之江駅から歩くこと10分弱。今回訪問するのは『カネス酒場』。創業昭和7年!ということは82年前!?古典酒場好きには有名なお店で外観からも老舗の雰囲気が伝わってくる。大衆酒場と書かれた暖簾の他に、中華そばの暖簾もかかっている。そう、こちらの居酒屋は中華そばも名物なのである。
では、さっそく店内へ入ってみよう。
コノ字カウンターとテーブル席で構成された店内は昭和の雰囲気が漂っている。薄いエメラルドグリーンをした壁も印象的だ。う~ん、これは素晴らしい。既に飲んでいるお客さんが数組いたけど、全員カウンターに座っている。もちろん、自分もカウンターに座ることにしよう。
カウンターの中には煮込みの入った大鍋。その前には椅子が置いてある。
そういえば、有名な大女将さんの姿が見当たらない。今日はお休みされているのかな?
【瓶ビール(小瓶):430円】
まずは瓶ビールで乾杯。肴は何にしようかな。種類は多くないものの、居酒屋の定番メニューが並んでいる。
【煮込み:400円】
最初に注文したのは名物の煮込み。色が黒くて濃厚そうだ。早速食べてみると、意外とあっさりとした味わいだ。ちょっと変わった形をしたもつだなと思っていたら、馬のもつを使っているらしい。その他に別の部位もはいっているようである。
煮込みを肴にビールを飲んでいると、奥のドアが開き、大女将さんが入ってきた。
『いらっしゃいませ~』
お客さんにご挨拶をしているが、すぐにはカウンターの中に入らず、テーブル席に腰をかけている。
『お客さんは初めてかしら?どちらからいらっしゃたの?』
若女将さんから話かけられる。居酒屋好きで色んなお店をまわっていますという話をすると、過去に掲載された本をいくつか見せて頂いた。やはり最近は酒場めぐりをしているお客さんも多いとのことだけど、なかには出張や旅行で来た方も訪れるとのこと。
【シシャモ:250円】
続いてはシシャモの登場。シンプルな肴だけど、居酒屋では定番のメニューでビールにもよく合う。
【焼酎ハイボール:350円】
ビールも無くなったので、ボールへシフト。下町ではお馴染みの焼酎ベースのハイボール。しかも氷が入っていないところが渋い!
【冷やしトマト:230円】
3品目はシンプルに冷やしトマト。これも居酒屋定番のメニューだ。
【ホッピー:400円】
何だかお酒がすすむ。ボール続いてはホッピーを注文。氷の入っていない三冷スタイルで、予めホッピーを入れてくれる。
いやー何だかとても落ち着くなぁ。さらにまったり飲んでいると、先客の皆さんは帰られて、いつの間にか自分一人になっていた。すると、カウンター内の椅子に座っていた大女将さんから話かけられる。話題は煮込みの話からスカイツリーの話へ。先日、スカイツリーに行って来たことを嬉しそうにお話をされていた。少し耳が遠くなってねぇと仰っていたけど、話ぶりは非常にしっかりされている。その会話に3代目のご主人と若女将さんも加わって、4人で会話が弾む。何だか一人で満喫して贅沢な気分だ。
【ワンタン麺:500円】
ドリンクも飲み終えたので、締めにワンタン麺を注文。飲んだ後のラーメンは控えているんだけど、せっかくなので頂くことにしよう。色は濃いけれど、昔ながらのシンプルな味わいのラーメンだ。
お店の作りが渋いこともあるが、大女将さんが醸し出す雰囲気や接客もたまらない。古典酒場についてまわる問題として、後継者問題があるが、心配ご無用。こちらのお店は、大女将さん、三代目のご主人と若女将さんの3人で切り盛りしている。今後も末永く続いて欲しいお店の1つである。
ワンタン麺を食べ終えて、お会計を済ませる。すると、それに合わせるように次のお客さんたちも入ってきた。
『また是非いらっしゃってくださいね』
今日の一句
『麺煮込み 女将の所作に 酔いしれる』
どうも、ご馳走様でした。またお邪魔したいと思います!
今回は都営新宿線一之江駅で降りる。以前から何度も訪問しようと思いながらも、なかなか訪問出来ずにいたお店を目指して歩く。
一之江駅から歩くこと10分弱。今回訪問するのは『カネス酒場』。創業昭和7年!ということは82年前!?古典酒場好きには有名なお店で外観からも老舗の雰囲気が伝わってくる。大衆酒場と書かれた暖簾の他に、中華そばの暖簾もかかっている。そう、こちらの居酒屋は中華そばも名物なのである。
では、さっそく店内へ入ってみよう。
コノ字カウンターとテーブル席で構成された店内は昭和の雰囲気が漂っている。薄いエメラルドグリーンをした壁も印象的だ。う~ん、これは素晴らしい。既に飲んでいるお客さんが数組いたけど、全員カウンターに座っている。もちろん、自分もカウンターに座ることにしよう。
カウンターの中には煮込みの入った大鍋。その前には椅子が置いてある。
そういえば、有名な大女将さんの姿が見当たらない。今日はお休みされているのかな?
【瓶ビール(小瓶):430円】
まずは瓶ビールで乾杯。肴は何にしようかな。種類は多くないものの、居酒屋の定番メニューが並んでいる。
【煮込み:400円】
最初に注文したのは名物の煮込み。色が黒くて濃厚そうだ。早速食べてみると、意外とあっさりとした味わいだ。ちょっと変わった形をしたもつだなと思っていたら、馬のもつを使っているらしい。その他に別の部位もはいっているようである。
煮込みを肴にビールを飲んでいると、奥のドアが開き、大女将さんが入ってきた。
『いらっしゃいませ~』
お客さんにご挨拶をしているが、すぐにはカウンターの中に入らず、テーブル席に腰をかけている。
『お客さんは初めてかしら?どちらからいらっしゃたの?』
若女将さんから話かけられる。居酒屋好きで色んなお店をまわっていますという話をすると、過去に掲載された本をいくつか見せて頂いた。やはり最近は酒場めぐりをしているお客さんも多いとのことだけど、なかには出張や旅行で来た方も訪れるとのこと。
【シシャモ:250円】
続いてはシシャモの登場。シンプルな肴だけど、居酒屋では定番のメニューでビールにもよく合う。
【焼酎ハイボール:350円】
ビールも無くなったので、ボールへシフト。下町ではお馴染みの焼酎ベースのハイボール。しかも氷が入っていないところが渋い!
【冷やしトマト:230円】
3品目はシンプルに冷やしトマト。これも居酒屋定番のメニューだ。
【ホッピー:400円】
何だかお酒がすすむ。ボール続いてはホッピーを注文。氷の入っていない三冷スタイルで、予めホッピーを入れてくれる。
いやー何だかとても落ち着くなぁ。さらにまったり飲んでいると、先客の皆さんは帰られて、いつの間にか自分一人になっていた。すると、カウンター内の椅子に座っていた大女将さんから話かけられる。話題は煮込みの話からスカイツリーの話へ。先日、スカイツリーに行って来たことを嬉しそうにお話をされていた。少し耳が遠くなってねぇと仰っていたけど、話ぶりは非常にしっかりされている。その会話に3代目のご主人と若女将さんも加わって、4人で会話が弾む。何だか一人で満喫して贅沢な気分だ。
【ワンタン麺:500円】
ドリンクも飲み終えたので、締めにワンタン麺を注文。飲んだ後のラーメンは控えているんだけど、せっかくなので頂くことにしよう。色は濃いけれど、昔ながらのシンプルな味わいのラーメンだ。
お店の作りが渋いこともあるが、大女将さんが醸し出す雰囲気や接客もたまらない。古典酒場についてまわる問題として、後継者問題があるが、心配ご無用。こちらのお店は、大女将さん、三代目のご主人と若女将さんの3人で切り盛りしている。今後も末永く続いて欲しいお店の1つである。
ワンタン麺を食べ終えて、お会計を済ませる。すると、それに合わせるように次のお客さんたちも入ってきた。
『また是非いらっしゃってくださいね』
今日の一句
『麺煮込み 女将の所作に 酔いしれる』
どうも、ご馳走様でした。またお邪魔したいと思います!
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