みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

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納沙布岬から根室の街に戻り、本日の夕食は「喫茶 どりあん」で食べることに決めていた。テーブル席がメインの店内は正統派の喫茶店といった雰囲気。1人なのでカウンター席に案内される。

「どりあん」というと、一瞬あの果物を想像してしまう店名だけど、「エスカロップ」と呼ばれる名物メニューで有名なお店。北海道には何度も訪れているけど、実は今回食べるのが初めて。もちろん、以前からエスカロップの存在は知っていたけど、そもそも根室に来る機会が少なかったことと、海鮮やジンギスカンの方ばかりに目がいっていたからだと思う。

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【エスカロップ:870円】
ということでお待ちかねのエスカロップにご対面!初めてのご対面だけど、雑誌やガイドブックで何度も見ているので、どんなものなのかはおおよそ知っている。簡単に言うと、バターライスの上にカツが乗っており、その上にデミグラスソースがかけてあるという、他では見かけない組み合せのメニュー。一見、バラバラな感じがするけど、いざ食べてみるとそれらが不思議とマッチするから面白い。白いご飯だったら普通の洋食に感じたと思うけど、バターライスがこのメニューの印象を際立たせているような気がする。もう一度食べてみたくなる味だ。

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どうもご馳走様でした。他にも美味しそうなメニューが並んでいたので、今度根室に来た時にも寄らせて頂きます。

さて、今晩はどこに泊まろうか。訪れたこの日は祭りだったようで、根室の街はかなり賑やか。根室市内で宿泊も考えたけど、泊まるところが見つからず(汗)食事も済ませたことだし、移動することにしよう。

北海道の夜道は本当に真っ暗。特に郊外の道路なんか本当に真っ暗。道には鹿飛び出し注意の文字が。まぁ気を付けていれば大丈夫だろう、なんて思いながら車を走らせていた。

すると前方に、ホタルと思われるような光がゆらゆらしている。ふーん、ホタルなんているのかな?なんて思いながら走っていたら、何と鹿ではないか!!ホタルだと思っていたのは、鹿の目だったのか。しかも道路を優雅に横断している(汗)
 
気がつかなかったら危うくぶつかるところだったけど、ブレーキを踏んでなんとか減速。鹿は優雅に歩いて道を渡っていった。ぶつかったらこちらもただでは済まない。ほっと一安心。

より安全運転を心がけ移動したのは別海。キャンプ場と温泉がすぐ近くにある。訪れた時間が遅かったので、既にキャンプの受付は終了していた。

そりゃそうだよなとは思ったけど、キャンプ場に泊まるという淡い期待が消え去った。とりあえず温泉へ入ることにしよう。湯船に入りながらしばらく考える。さて、本当に困った。どこに泊まろう?辺りはすっかり真っ暗なのでこの時間から移動するのは避けたい。

すると町中に公共駐車場の看板がある。何処に停めても良さそうだけど、今回はこちらの駐車場を利用させてもらうことにして、朝までここで仮眠することにしよう。

つづく。 

どりあん洋食 / 根室駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6