みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

IMG_2050
今回は野毛。以前から訪れたかった「あさひや」を目指しつつ、少し早めにお店の前に到着。なんと既に御客さんが並んでいるではないか。

「1、2、3、4、、、、」

恐る恐る人数を数えると既に7人のお客さんが並んでいる。今回は飲み先輩Rさんと2人なので合計9人。何とか大丈夫そうだ。途中で列に人が加わらないことを祈りつつ、開店時間を待つ。その直後、後ろに1人御客さんが並んだ。

「ちょうど10番目だよ」

列の先頭に並んでいるお客さんと話をしている。どちらも常連さんだったようだ。ここで気が付いたけど、例え知り合いの常連さん同士であっても途中で列に加わることにしない。暗黙のルールなのかこれには感心。それをやってしまったら並ぶこと自体に意味が無くなってしまうからだろう。

いよいよお店がオープン。ぞろぞろ店内に入っていく。小さな店内はL字型10席のみ。どこかのサイトには9席となっていたけど実際は10席のようだ。 皆さん、肩寄せ合って仲良く座るのである。

IMG_2032
L字型カウンターのみの店内。カウンターの内側はおでんだねの入った大きなケースが2つセットされている。しかもどれも美味しそう。 

IMG_2035
【ビール中瓶:530円】
まずは瓶ビールで乾杯!この雰囲気には瓶ビールがぴったり合う。

さて、おでんを頼むことにしよう。女将さんが最初に入ったお客さんから注文を確認している。一緒に来てても一人一人頼むのがこちらのルールのようだ。一部の具は分かるものの正式な名前が分からないので、さてどうしようかな。。。

と思っていたら、

「名前が分からなかったら、指で指してくださいね」

品のある美人の女将さん。初めてのお客さんにも分け隔てなく丁寧な接客だ。

IMG_2040
【カラシ:130円】【スジ:130円】【つみれ(大):130円】
お言葉に甘えて、ケースの中に入っている具を指差して注文。辛子、スジ、そしてつみれを注文。つみれは小もあるようだ。色は薄いものの出汁はしっかりした味わいで美味い。  

IMG_2046
【ロールキャベツ:250円】【つぶ貝:200円】【はんぺん:130円】
Rさんは被らないようにロールキャベツ、つぶ貝、はんぺんを注文。これまたどれも美味しそう。

IMG_2049
【豆腐:130円】【がんも:150円】
続いては豆腐とがんもを注文。何気ない豆腐でも出汁と相まってこれがまた美味い。冬は寒いけどおでんを食べているとそれもまた良いなぁと思うのである。  

しばらくして、Rさんがつぶ貝を追加でもう1本注文したらそこで売り切れになったようで、他のお客さんが注文した時には既に無かったようだ。

「あれ~いくつ入ってたの?」

頼んだお客さんがつぶやくと、Rさんがすかさず「ゴメンなさーい!」。

すると女将さんが、

「イイのよ、気にしないで好きなもの食べてもらえば良いんだから。早い者勝ちよ」

と笑顔でフォロー。

その一言で場が盛り上がり、知らない人同士でもお互いに笑顔がこぼれる。

おでんの味も美味しいが、女将さんの接客がとても心地良い。

時折、お客さんが暖簾をくぐって顔を出し、満席を確認すると、

「少しグルっと回ってくるね」

と笑顔で一言。野毛を利用する皆さんにとってはオアシスのような場所なのだろう。

尚、お酒は3杯までというルールがある。昨年惜しまれつつ閉店してしまった武蔵屋さんもそうだけど、こちらのお店にもそういうルールがある。

普段、馬鹿みたいに呑んでいる我々ではあるが、そろそろ次のお客さんに席を譲ることにしよう。

IMG_2053
お店を出ると、Rさんが一言。

「おでん屋さん、やってみたいな~」

その気持ちは凄く良く分かる。間違いなく名店である。おでん屋さんの理想郷に辿り着いた心境だ。

どうもご馳走様でした。もちろん、またお邪魔したいと思います。 
 

あさひやおでん / 日ノ出町駅桜木町駅伊勢佐木長者町駅
夜総合点★★★★ 4.3