みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

最近、というか以前からだけど、「ロメスパ」という言葉が流行っているような気がする。

そもそもロメスパって何だ?というところから始まるわけだけど、語源は「路傍の麺」を略した路麺(ろめん)の「ロメ」とスパゲティの「スパ」を合わせた造語のようだ。え?路面店の「ろめん」じゃないの?と思ったけど、どうやらそういうことらしい。諸説あるようなのでこの限りではないけど、ロメスパを特徴を簡単にまとめると以下の通りになると思う。

【ロメスパとは?】

1.あらかじめ茹で置きした麺を使う
元々は時間短縮の為ではないかと思われる。

2.麺は極太麺を使用しており柔らかい 
極太麺を使用。上記の通り、茹で置きしてあるので食感は柔らかい。パスタはアルデンテで!という定石とは対極にある。

3. フライパンで炒めて調理
パスタは茹でた麺と別に作ったソースと和えて作るのが普通だけど、 ロメスパは具と麺をフライパンでガンガン炒めて作ることが多い。

4.日本風にアレンジされた味付け
お馴染みのナポリタンを筆頭に、塩味、醤油味、派生してバター醤油、カレー味等々。パスタの本場イタリアには存在しない日本独自で発展したものばかりである。

5.量が多い
全てのお店がどうかは知らないけど、ロメスパと言われているお店は量が多い。加えて、大盛や特盛り、さらに上をいく隠れメニューが存在するお店もある。

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さて、そんなどうでも良い豆知識はさておき、今回訪問するのは有楽町にある「ジャポネ」。ロメスパの聖地、レジェンドとも言われているお店である。お店は銀座インズ3の中にある。

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到着したのは15時前。お昼も過ぎているというのに列が出来ている。L字型カウンターのみのお店。店内というより通路にそのまま面しているので、背後を通行人が普通に歩いている。

10分程待って着席。待ちながら既に何を頼むか決めていたので、すんなり注文。しかし大盛を頼んでいるお客さんが多い。やはり皆さんボリュームを求めているだろう。

厨房では2人の店員さんが大きなフライパンを器用に振って丁寧に焼き上げている。そう、豪快に炒めて作るのも特徴の1つだ。 

待っている間、隣の人が食べているメニューが気になる。右隣のお客さんはナポリタンの横綱だ。うわっ、自分にはこの量は無理だな。。。

左隣のお客さんはインディアン。麺の上にカレーがかかっている。そうだ、ここはスパゲティだけではなく普通のカレーも置いてある。インディアンはそのカレーを活用したものだろう。

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しかし、卓上の粉チーズの入ったケースがデカイ。タバスコも同様。これを使わない手は無い。

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【ジャリコ(レギュラー:並):600円】
さらに10分程待ってお待ちかねのジャリコが登場。アルデンテなんていう言葉は関係ない。多少もっちり感はあるけどコシのない太麺!そして味は和風醤油味。これぞ懐かしの日本のスパゲティだ。醤油味が濃いめでグイグイくるので、なかなかクセになる味わい。うーん、これは美味い!繊細さとかいう言葉とは全く相容れないけど、この手の料理にそんなことを求めるのも変な話。

好きか嫌いか、要はそれだけだ。

途中、粉チーズを投入して味変しながらも難なく完食。大盛とか横綱とかあるけど、自分はレギュラーで十分。ちなみに裏メニューとして横綱より大盛の親方、さらに理事長といったサイズもあるらしい(汗)うーん、恐るべし。

男性客が多いけど女性のお客さんもチラホラ。さすがに大盛や横綱を頼む人はいないようだけど、こういうお店で颯爽と食事が出来る女の人はカッコイイ。

どうもご馳走様でした。もちろんまたお邪魔したいと思います。

ジャポネパスタ / 銀座一丁目駅有楽町駅銀座駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7