みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

千光寺のロープウェイを降り、尾道の町をぶらぶらと散策。尾道ラーメンにしようか、はたまたお好み焼きにしようか。

ラーメンで有名な朱華園の前を通ると、まだ開店前にも関わらず大行列。これは凄い。。。(汗)

これを見た瞬間、ラーメンは別の時間帯に食べることに決めた。よし、お好み焼きにしよう!

訪問するのは、お好み焼きの村上。こちらも事前に調べておいたお店。

開店30分以上前にお店の前に到着。早過ぎたこともあり、誰も並んでいない。ものすごく暑いので、対面の建物の日陰に立っていると、1人のお客さんがお店の中に入って行った。

あれ?まだ開店前なのにどうしたんだろう?とりあえず暑いけどお店の前に並ぶことにしよう。

すると、自分の気配に気がついたのか、お店のドアが開き、先に入ったお客さんが「暑いから中で待たせてもらったら」とのこと。女将さんが呼応するように「良かったら中に入って待ってて下さい」との有難いお言葉。ありがとうございます!

「今日は暑いからね〜。今涼しくても、鉄板に火を入れると更に暑くなるのよ」

6~7席程の小さなお店。並んでいたら中で待たせてもらうことに。ありがとうございます。

椅子は7席だけど、皿は6枚セットされる。

「お兄さんは何を食べる?尾道焼きね」

まだ営業時間前だったけど、女将さんが生地を焼き始めて、粗めのキャベツともやし、ネギ、そしてそば、天かす。続いてイカ天をちぎってトッピング、さらに鉄板で砂ズリと脂身のようなものを炒め始めた。開店時間に合わせて焼き上げるのだろうか。

炒めた砂ズリをトッピングし、さらに生地を回しかける。そしてタイミングを見てひっくり返す。

最後に玉子を焼いて、その上に本体を乗せる。ソース、青海苔、そして粉カツオだろうか。これらを仕上げにふりかけて完成。

出来上がったタイミングで暖簾が外に掛けられ、オープン。既に何人かのお客さんが外で待っていたようだ。先に入れてもらって非常にありがたい。

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すると、途中で1人のお姐さんが自転車でやって来た。「遅うなってごめんね」と言いつつ、厨房に入って早速お好み焼きを焼き始めた。「みんな、あのおばちゃん、自転車でやってきて、突然お好み焼きを焼き始めて何やろ?って思っているやろね」と言いながら笑っている。

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【村上流尾道焼き:850円】
お待ちかねの村上流尾道焼き。砂ズリとイカ天入り。ちなみに砂ズリは砂肝のことだけど、食感が良いアクセントになる。美味い!

イカ天も同様に良いアクセントになっている。なるほど、こんな味わいになるのか。

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途中、卓上のソースを追加して食べるのも良し。要は好みで食べてということだろう。一見ボリュームがあるけど、野菜も多いので難なく完食。広島のお好み焼きは焼きそばは入っているけど、生地の量は少めないので、具材の食感がダイレクトに感じられるのが特徴かもしれない、という当たり前のことに最近気が付いた。

それにしても同じ広島でも、地域によって使う具材が大きく違うなんて何だかとても奥深い。

ちなみに小は100円引きになるらしいけど、普通サイズで大満足。

さて、食べ終えたのでお会計にすることにしよう。

「お兄さん、暑くてゴメンなさいねぇ」

「お兄さん、ありがとうね」

女将さん達の笑顔も、また格別なのである。

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お店を出ると、外て待っている人が多数。やはり少し早めに来ておいて良かった。

どうもご馳走様でした。また尾道に来たら寄らせて頂きます。