みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。

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今日は静岡の清水駅で下車。この街にある金の字本店に訪問するのである。開店直後に入店。形の異なるダブルコノジカウンターが2つつながっている。

「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」

とりあえず1つ目のカウンターの角の席に座る。

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【生中:600円】
本日の1杯目は生ビールを頂くことにした。黒ラベルも選べるけど、サッポロ静岡麦酒を選択。静岡で作られた静岡限定のビール。

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【もつカレー煮込み:一本170円】
名物のもつカレー煮込み。実は、今日のお目当てはまさにこれ!清水のローカルフードとも呼ばれており、その元祖はこちらのお店のようである。1950年に初代 杉本金重氏が中国の満州で覚えたカレーで、土手煮をヒントに考案されたメニュー。ほろ苦いビターテイストのカレーがもつにベストマッチ!

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ちなみにこちらのお店では、もつが串に刺さった状態でカレーの入った大鍋で煮込まれている。串が見当たらないのは全て沈んでいる為。注文が入ると、そこから店員さんが箸ですくってお皿に盛り付けてくれるので提供スピードが早い。

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【おしんこ:200円】
箸休めにおしんこを注文。きちんと漬かっているタイプ。

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【しろ焼、もつ焼き:各170円】
カレー煮込みだけではなく、もつ焼きメニューがラインナップ。しろ焼ともつ焼きを注文。もつ焼きは、東京で言うところのいわゆるシロ。やや小ぶりなもつだけど、しっかりとタレに絡んでいる。一方のしろ焼き。東京で言うところのシロではなくガツのようだ。こちらもタレで頂く。東京以外でもつ焼きを食べるのは久しぶりのこと。

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【瓶ビール大瓶:700円】
生ビールを呑み終えて続いては瓶ビール。銘柄は赤星をセレクト!居酒屋の定番のビールでもある。

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さらに串を追加しよう。先程食べたけど、カレー煮込みを2本追加。焼く必要がなく、すぐに出てくるのがありがたい。

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【ツクネ焼、かしら焼:各190円】
さらに焼物を2本追加。「ツクネ焼」はつくねとの間にタマネギが刺さっているのが珍しい。こちらは塩で頂いたけど、残ったカレーにつけて食べるのも美味しい。もう1本は「かしら焼」。こちらも塩でお願いする。小ぶりだけど味はしっかりしている。

お客さんは地元の方が多いようだ。皆さん、さすがに注文が慣れている。それでも中には観光客もいるようで、ビール1杯と串数本で帰っていく人もいる。

短冊メニュー以外にも貼り紙に書かれたメニューがあり、常連さんの注文を聞いていなければうっかり見逃すところだった。今回注文したつくねも短冊には書いていないので、店内をよく眺めてから注文すると更に楽しめると思う。

遂に念願の「もつカレー煮込み」を食べることが出来た。ここから派生して色んなもつカレーが誕生したというのはなんとも感慨深い。

お会計は3,070円也。

どうもご馳走様でした。またお邪魔したいと思います。