みなさん、こんにちは。酔う(よう)です。
4時30分の定刻通り、フェリーは小樽港に入港。下船後、車の窓を開けると、早朝ということもあり、小樽の街の空気は冷んやりとしている。東京のあの灼熱の暑さとは別世界。
4時30分の定刻通り、フェリーは小樽港に入港。下船後、車の窓を開けると、早朝ということもあり、小樽の街の空気は冷んやりとしている。東京のあの灼熱の暑さとは別世界。
行き先について、船内でも色々考えたけど、まずは帯広方面を目指すことにしよう。
その前に、せっかくなので夕張へ立ち寄ってみることにした。かつては炭鉱の町として栄えた夕張だが、炭鉱閉鎖後、事実上財政破綻し、現在再建中。人口も大幅に減少している。
以前から気になっている場所があった。北炭夕張新炭鉱跡である。
以前も行ってみようと思ったが、地図に記載もなくどこか分からなかったが、Googleマップで検索してみたら、あっという間に場所が判明。便利な世の中になったと思う反面、少し複雑な感じもする。
到着してみると、あたりはひっそりとしている。1981年ガス噴出事故で多くの犠牲者を出した炭鉱である。
坑道への入口はセメント等で密閉されるのが多いが、ここは鉄格子になっている。空気が通るようにとのご遺族からの要望によるものだと聞く。 近くには慰霊碑もある。
坑道の入口からほど近くには、炭鉱があった時からの建物を改良したと思われる住宅が並んでいる。
住んでいる人はいるけど、多くは空き家になっているようだ。
さらに清水沢火力発電所跡へ。これも炭鉱があった時代に稼働していた発電所。確か解体される予定だったはずだが、今でも残っている。後で調べてみたらアートの展示で活用されていた時期もあったようで、現在解体を停止している模様。
それでも初めて見た時より、一部解体されたことにより、少し小さくなったように見えるけど、その存在感は圧巻。炭鉱関連遺産として活用されればと思う。
さて、いよいよ帯広を目指すことにしよう。訪れたこの時、日勝峠は橋脚の崩落で通行止め。。。高速道路にのり帯広を目指すことにしよう。
つづく
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